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ɜː vs ɔː work と walk の聞き分け

単語ペア10組 · 3レベル

ɜː vs ɔː7/20
どっちの単語が聞こえた?

アプリと同じ音声です。音を出してお試しください。

聞き分けのコツ

ɜː(work)はこもった平たい音、ɔː(walk)は丸く深い「オー」。

練習で聞き分けられるようになります

音の聞き分けは才能ではなく、身につくスキルです。Lambacherらの研究(2002年)では、日本人の英語学習者35人が6週間、work と walk の母音を含む英語の5つの母音の聞き分けを練習しました。練習しなかったグループと比べて5つすべての母音で聞き取りが伸び、そのうち4つでは発音も良くなりました。

研究: Lambacher et al. 2002 · Lambacher et al. 2005

耳をテストするLとR・BとV・THとSを18問、約2分。どの音をもう聞き分けられているかがわかります。聞き分けテストを受ける →
Lv 1

やさしい

7ペア

短くよく使う単語。子音は語頭の音。

Lv 2

ふつう

2ペア

子音の連続・語末・やや難しい単語。

Lv 3

むずかしい

1ペア

語中の音・長めの単語。

work と walk の違いと聞き分け方

work と walk を聞き分けるポイントは、こもった「アー」があるかどうかです。work は最初から最後まで、Rの響きのこもった「アー」。walk にはそれがなく、丸い「オー」か、口を開いた「アー」です。どの声でもこの違いに気づけるよう、耳を慣らしていきましょう。

ɜː と ɔː の発音の違い

ɜː は、口を半分ほど開け、唇は丸めずに出す音です。舌は口のまん中に置きます。アメリカ英語では舌を奥に引くか盛り上げてRの響きをつけるので、work は出だしから終わりまでこもった音になります。

ɔː は、あごを下げ、唇を前に突き出して丸く開けて出す音です。舌は奥に引きます。イギリス英語では唇をしっかり丸めた長い音で、日本語の「オー」に近く聞こえます。アメリカ英語では唇をあまり丸めず、hot のような口を開いた「アー」で walk と言う人も多くいます。

work と walk が逆に聞こえるのはなぜか

カタカナでは、work は「ワーク」、walk は「ウォーク」と書き分けます。ところが、どちらも英語の音とはずれています。「ワーク」には ɜː のこもった響きがありません。そしてアメリカ英語の walk は口を開いた「アー」で発音されることが多いので、むしろ「ワーク」に近く聞こえます。発音が逆に聞こえるのはこのためです。

カタカナの書き分けも一定ではありません。word は「ワード」ですが、wardrobe も「ワードローブ」と書くので、word と ward はどちらも「ワード」になります。

本当の違いは、ɜː のこもった響きです。日本語にはこの母音がないので、耳はふつうの「アー」に置きかえて聞いてしまいます。

聞き分けるコツは、こもった「アー」を聞くこと

work、word、worm は、母音のはじめから終わりまでこもった響きが続きます。walk にはRの響きがまったくないので、こもった「アー」が聞こえたら work です。

warm、ward、short、born は、アメリカ英語ではRを発音しますが、Rの響きは母音の終わりに加わります。short は丸い「オー」で始まってからRになり、shirt は最初からこもった音です。母音の出だしの一瞬を聞きましょう。

イギリス英語では、多くの場合これらの単語のRを発音しないので、唇の形の違いを聞きます。ɜː は平たい音、ɔː は丸く深い「オー」です。

worker と walker も同じです。違うのは最初の母音だけで、終わりの -er は同じ音です。

聞き間違えると、意味が変わる

worm は「虫(ミミズなど)」、warm は「暖かい」。shirt は「シャツ」、short は「短い」。word は「単語」、ward は「病棟」や「区」。turn は「曲がる・回す」、torn は「破れた」。curse は「呪い・悪態」、course は「コース・講座」です。

I walk to work.(歩いて通勤する)のように、1つの文に両方出てくることもあります。

聞き分けられるようになる練習のしかた

アメリカ英語とイギリス英語の両方の声で聞きましょう。walk の発音は話す人によって「オー」から「アー」まで幅がありますが、どの声にも共通するのは、こもった響きがないことです。いろいろな声で聞くと、その共通点がつかめます。

1問ごとにすぐ答え合わせをして、短い練習をくり返しましょう。work と walk、worm と warm から始め、shirt と short、curse と course へ、最後に worker と walker へと進みます。

work の ɜː は、heard の母音と同じ音です。heard は hard とも聞きまちがえやすいので、TellApart の heard · hard のコレクションもあわせて練習すると、ɜː そのものがつかみやすくなります。

聞き分けられると、発音も変わる

Lambacherらの研究で学習者が練習したのは聞き分けだけでした。それでも、アメリカ英語の話者が練習の前後の発音を聞き比べると、5つの母音のうち4つで、練習後のほうが良いと判断されました。

毎日少しずつ、いろいろな声で聞き続けることが近道です。

関連する音のペア

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アプリでの使われ方

1回の練習では、いまのレベルから20問が、毎回ちがう声で流れます。20問中17問以上で次のレベルへ進めます。

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