TellApart
← 音のペア一覧
コレクション

TH vs S TH(think)とSの聞き分け

単語ペア15組 · 3レベル

TH vs S7/20
どっちの単語が聞こえた?

アプリと同じ音声です。音を出してお試しください。

聞き分けのコツ

THはやわらかい息の音、Sは鋭い「スー」という音。

練習で聞き分けられるようになります

音の聞き分けは才能ではなく、身につくスキルです。高変動音声訓練(HVPT)の研究の多くは L と R や母音を対象にしたもので、TH と S を扱った研究はまだほとんどありません。ただ、方法そのものの効果はよく確かめられています。2018年にHVPTの32の研究をまとめたThomsonのレビューは、効果が高く長続きすることを示しています。

研究: Thomson 2018

Lv 1

やさしい

8ペア

短くよく使う単語。子音は語頭の音。

Lv 2

ふつう

5ペア

子音の連続・語末・やや難しい単語。

Lv 3

むずかしい

2ペア

語中の音・長めの単語。

THとSの聞き分け方

THとSを聞き分けるいちばんのポイントは、鋭い「スー」があるかどうかです。Sははっきり「スー」と鳴りますが、think のTHは息がそっと抜けるだけの、小さくやわらかい音です。この違いに、どの声でも気づけるようにするのが練習の目的です。

THとSの発音の違い

THは、舌先を上の前歯の裏に軽く当て(前歯の間にはさむ人もいます)、平らな舌の上から息を流す音です。息が一点に集まらないので、かすかな息の音に聞こえます。

Sは、舌先を上の歯ぐきに近づけ、舌のまん中に細い溝をつくって出します。溝を通った強い息が前歯に当たり、高く鋭い「スー」になります。「スー」と伸ばしながら舌先を前歯の裏まで前に出すと、鋭さが消えてやわらかい息の音に変わります。それがTHです。

このページで扱うのは think のTHです。this や the のTHは、のどをふるわせて出す別の音です。

なぜ日本人はTHとSを聞き分けにくいのか

日本語にはTHの音がありません。そのため日本語の耳は、THをいちばん近いサ行の音として受け取ります。thank you が「サンキュー」、three が「スリー」になるのもこのためです。

カタカナでは、think(シンクタンクのシンク)と sink(台所のシンク)はどちらも「シンク」。thumb(サムネイルのサム)と sum は「サム」、mouth(マウスピースのマウス)と mouse は「マウス」です。耳には2つの音が届いているのに、頭の中では同じ音として仕分けてしまうのです。

聞き分けるコツは、「スー」があるかを聞くこと

think と sink のように語頭にあるときは、「スー」で始まるかどうかを聞きましょう。THはとても小さな音で、母音の前にかすかな息が聞こえる程度です。「スー」がなければTHです。

語末は、あとに母音がないぶん難しくなります。pass や mouse のSは最後まで「スー」と鳴りますが、path や mouth のTHは息がふっと消えて終わります。worth と worse、tenth と tense のようにRやNのあとでは音がさらに短くなるので、最後の一瞬に耳をすませましょう。

THがFのように聞こえるのは、どちらも小さな音なので自然なことです。小さな音ならTH、と覚えておきましょう。

THとSを聞き分ける練習のしかた

いろいろな声で聞きましょう。Sの鋭さもTHの息の強さも、人によってちがいます。ひとりの声だけでは、その人の発音に慣れるだけになりがちです。たくさんの声で聞くと、どの声にも共通する違いがつかめます。

答え合わせは、選んだらすぐに。音が耳に残っているうちなら、聞き方を直しやすくなります。1回は短く、こまめに続けましょう。まずは think と sink のような語頭のペアから始め、迷わなくなったら path と pass のような語末のペアへ進みます。

聞き分けられるようになると、自分のTHの発音が合っているかも確かめやすくなります。上達のペースには個人差がありますが、まずは耳から始めましょう。

アプリでの使われ方

1回の練習では、いまのレベルから20問が、毎回ちがう声で流れます。20問中17問以上で次のレベルへ進めます。

まもなくリリースします。

TellApartは App Store と Google Play で近日公開予定です。

App Store · 近日公開Google Play · 近日公開